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2024年4月26日 千葉県南房総市 千倉漁港~長尾川河口

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 4月21日に観察したオオハムとシロエリオオハムの状況が気になって、出勤前に白間津漁港周辺を見回ってみました。5:30出発、タイムリミットは7:15としました。 千倉漁港:さらっと見るも何もいない。 白間津漁港:何もいない。 乙浜漁港:ちょっとは羽艶の悪そうなアカエリカイツブリが1羽、冬羽のカンムリカイツブリ1羽。 アカエリカイツブリ 長尾川河口:クロサギ、イソシギ、コガモ クロサギ 成果乏しく、白間津漁港に戻りました。上空に数羽のヒメアマツバメ。南房千倉大橋の下に1つの巣を確認。 かなり遠方、山の手前を北に向かって20羽程の小鳥の群れが飛行中。ヒレンジャク! この時期でも房総にいるんですね~。 終了。

2024年4月21日 千葉県 南房総市 白間津漁港

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 ケイマフリがいるかも?との情報で、早朝から見に行きました。到着後港内を見回り、最初に見つけたのが、オオハム1羽とシロエリオオハム1羽。一緒に行動しており、3月に乙浜漁港で観察した個体と思われます。(もう1羽の油の付いたシロエリオオハムは見あたりません。) シロエリオオハムは夏羽に移行中です。オオハムの方はまだ冬羽です。 手前がシロエリオオハム、奥はオオハム。 2羽ともに現場についた早朝には漁港内の一番奥で羽繕いをしていましたが、しばらくすると漁港の出口付近や、もっと沖合で餌の魚を探しているようでした。この2種に再会できたのはかなりの収穫です。1ヶ月前に見たのは2km程離れた乙浜漁港でしたし、オオハムとシロエリオオハムのペアですから、同じ個体が居ついているのでしょう。もうしばらく居てくれて、完全な夏羽を見せてくれたら・・・とちょっと期待。 さて、ケイマフリは・・・ 水面をくまなく探し、少し沖合も見まわしましたが見つかりません。しばらくすると、妻が「いたいた」と。なんとその場所は漁港入り口付近の陸上。岩場の奥の岸壁横でした。うずくまっています。ケイマフリのような水鳥が繁殖以外で陸に上がる事はまずありませんので、これは普通ではないと感じました。しかも人から見えるすぐ下です。 しばらく様子を観察する事に。簡易イスを準備して長期戦覚悟です。 見ていると、立ち上がりよたよたと歩き出しました。 すこし下に転がるように降りて、水たまりの水を飲み始めました。そしてまたしばらくしゃがみ込みます。時折羽ばたく姿も。 羽艶は悪くなさそうですし、排便も見られました。(餌を食べている?) 水飲みもすれば、時折羽ばたく・・・ どうみても通常ではありませんが、保護するのは躊躇されます。 野鳥は原則「見守る」ですから、後ろ髪を引かれる思いで、場を離れました。(10時頃ですが、他のバーダーさんも少しづつ増えてきましたので後を託す思いでした。) ※その後(この日の午後)バーダーさん情報で、この個体がカラス?に襲われたようで、死亡しているところが見つかりました。複雑な心境です・・・ オオハム シロエリオオハム ケイマフリ

2024年4月14~16日 富士山麓 山梨県・静岡県

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 4月14~16日に富士山麓に鳥見旅行に行ってきました。(社保の施設の予約ができたので、夏鳥にはちょっと早かったのですが・・・)桜満開でした! 精進湖より 富士山の河口湖側から・・・ まずはこの鳥(鳥を探してみましょう!) 富士山の雪解けのころにだけ見られる鳥です。 ノウトリ・・・「農鳥」です。富士五湖地域の農作業を始める季節・・・だそうです。 アヒル? 私にはソリハシシギに見えます。 今回のコースと概要 14日 山梨県 北富士演習場:立入可能日を確認して行ったのですが、火入れ(野焼き)日で一般立入禁止。残念! 山梨県 山中湖村 大洞の水場 : 急遽平日訪問予定を変更 。 山梨県 富士吉田市 富士散策公園: 昨年5月の訪問時にはキビタキ・コサメビタキ・センダイムシクイが多く見られたので少し期待しましたが、今回見れたのはエナガ・ヒガラ・シジュウカラぐらいとさみしかったです。まだ新芽が芽吹いておらず、冬の枯れ木の林なのでこれからなのでしょう。 15日 山梨県 南都留郡富士河口湖町 三ッ峠 山梨県 南都留郡富士河口湖町 精進湖パノラマ台  鳥の気配が無いのですぐに移動(花見のみ) 山梨県 山中湖村 大洞の水場 16日 山梨県 南都留郡富士河口湖町 三ッ峠 静岡県 富士宮市粟倉:高鉢 冬季通行止めでたどり着けず! 静岡県 裾野市 弁当場 静岡県 富士市 丸火自然公園 となりました。 夏鳥は入ってきているものの最盛期はもう少し先のようです。

2024年4月16日 静岡県 裾野市(弁当場) 富士市(丸火自然公園)

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 16日は早朝から富士河口湖町の三ッ峠でミソサザイを撮影し、ホテルに戻り朝食後、静岡県側に入りました。情報のあったコルリ目当てに高鉢へ向かいまいたが、富士スバルラインは冬季の通行止め。しっかり料金は取られました・・・ 続いて弁当場へ。バーダーさんがお一人。「朝コルリが出たとの情報があるが、今はいない」との事。しばらく待ったり、周辺を散策しましたが、写真が撮れたのはソウシチョウのみ。 姿を見られたのは、この他にヒガラとヤマガラ、カワラヒワ。声のみイカル、とがっかり。 もう少し標高を下げようと、初めての訪問地丸火自然公園へ向かいます。 丸火自然公園は広大でとても回る気にはなれませんでしたので、北部の「水場」と呼ばれる場所に向かう事にしました。 こちらでは2名のバーダーさんに出会えました。「ヤマガラしかいない」のお言葉。 水場の場所をお聞きしましたがなかなかたどり着けず、1時間ほどでようやく小さい4つの水溜まりのある場所へ。 すぐにヤマガラがやってきました。 すぐ近くに来ますので、餌付けされているのが分かります。4羽ほどやってきましたが、しばらくすると「こいつら餌を持ってないな!」といなくなりました。 やはり鳥の気配は少なく、遠くでセンダイムシクイの声が聞こえる程度です。 ここで、観察できたのはアオゲラ・マヒワ、シロハラ、ホオジロぐらいで、写真は無し。 帰り際、駐車場付近で鳥を待つバーダーさんは、オオルリを待っているとの事。「今日は出てこない」の寂しいお言葉でした。

2024年4月15・16日 山梨県富士河口湖町 三ッ峠

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 三ッ峠山は標高1,700m程あり、高山植物が有名で、富士山眺めが絶景な山だそうですが、今回は登山などはしていません。登山口の入口付近だけの探鳥です。「御坂みち」の途中から登山口までの道路は「冬季閉鎖中」で開通はGWから。「御坂みち」の駐車場から登山口までの500mほどを歩きましたが、車の中からもミソサザイの鳴き声が聞こえてきます。 しかし姿はなかなか見つけられません。今回の目的の一つがミソサザイですから何とかその姿を撮影したいと粘りました。登山口からやや登った沢の淵でしばらく待っていると、ようやくミソサザイの姿が! なんとか撮影できました。 しかし、その後は鳴き声も遠ざかってしまい、撮れたのはこの個体の数カットのみ。場所を変えましたが、この日は断念。周囲の木々にはヒガラの姿がやや多く見られ、コガラやヤマガラも見つける事ができました。林の中で大きな鳴き声が響いていましたが、これはゴジュウカラでした。場所を変えながら響き渡る鳴いておりこちらも声はすれども・・・です。 コガラ ヒガラ ゴジュウカラ 数時間ミソサザイを探しましたが、声だけなので、精進湖パノラマ台に移動。しかしこちらは明らかに鳥影が少ない。仕方ないので定番の大洞の水場に行くことに。 ミソサザイを撮るのは朝しかない!と、翌日は早朝に挑戦する事にしました。 16日はホテルを早朝出発。 三ッ峠までは30分と近距離です。朝食までの7:00終了と決めて、いざミソサザイ! 今回も声はすれども姿は・・・で、さえずる場所も定まりません。駐車場近くの最もさえずりが多かったところで待つことにしました。もうそろそろタイムリミットかという頃に、近くでさえずりが! ようやく会えました。 しばらく沢の斜面の隙間などをちょろちょろしていましたが、ようやく小枝の上でさえずりを始めてくれました。 早朝の暗がりで、画像はノイズがひどいですが、出会えた喜びはひとしおです。 ホテルに戻って朝食としましょう。 ミソサザイ

2024年4月14・15日 山梨県山中湖村 大洞の水場

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 4月中旬は冬鳥には遅く、夏鳥には早い中途半端な時期ですが、房総半島でも夏鳥の情報が入ってきており、少し期待。14日は北富士演習場の予定でしたが、火入れで一般立入禁止との事で、急遽近くの大洞の水場に変更。15日は富士河口湖町の三ッ峠でミソサザイを、狙い、その後精進湖パノラマ台に行きましたが、鳥の気配がなさそうなので、大洞の水場へ移動しました。大洞の水場は、50年近く前、私の高校生時代に部活で頻繁に訪れていた想い出の場です。仕事についてからはすっかりご無沙汰していて、最近ようやく行けるようになりました。その頃と比べると鳥見のブームもあって、誰もいない日はほぼありませんし、土日祝日は入り込む場所もなくなるような所になってしまいました。ローカルルールも厳しくなり、気を使います。 中央付近から水が湧き出しています。 ↑の写真の左手 浅い水たまりができています。 14日 8:00~14:00 まずは先着の鳥見さんから情報収集:「先程迄クロツグミとアトリが来ていた」との事。 しかし、私が着いてからは鳥の気配はかなり少ない。近くでセンダイムシクイが鳴き続けてくれたのが救いです。水場には降りてきませんでしたが、付近で見られた鳥も含め、この日に見られたのは・・・ センダイムシクイ 周囲でさえずり続けるも結局水場には降りてきませんでした。 カシラダカ♂ 夏羽のカシラダカは初見です。 繁殖地はシベリアですので、北帰行の途中で立ち寄ったのでしょう。 水場近くには来たのですが・・・ カシラダカ♀  こちらは地味です。水場上の木で木の実を食べていました。 ♂♀共に短い滞在でした。 それでもしばらくすると・・・ コサメビタキ  マヒワ 冬鳥のイメージですが一部は局地的に繁殖しているそうです。 この個体は移動中でしょうか? 15日 12:00~16:00 他での探鳥が不調で結局、手堅い「大洞の水場」に出向いてしまいました。 山中湖旭丘の駐車場からの徒歩移動の際最初に出会ったのが ニホンリス 朝から来ているというバーダーさんは「何も来ないよ。今いるキセキレイを撮るしかないよ。」との寂しいお言葉。 待ちます。 キセキレイ しばらく左手の水溜まり付近をうろうろしていましたが、 水場で水浴びもしてくれました。シジュウカラもやってきました。 しばらくすると、徐々に表れる鳥も出てきました。 ヤマガラ コサメビ

2024年4月7日 千葉県 旭市 銚子市 銚子沖

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 3月上旬から銚子のドルフィンウォッチング船に乗船しての探鳥を計画していたのですが、悪天候が続きのびのびになっていました。ようやく順延していた予約日に出航がきまり、銚子へと出かけました。出航が13:00でしたので、時間調整に飯岡漁港、外川漁港、銚子漁港を見てまわりました。 飯岡漁港では港内にカンムリカイツブリとクロガモが1羽づつ。港の西側テトラポットのそばではクロガモの10羽程の群れが見られました。クロガモはたいていメス1羽にオスが10羽程でいます。沖合にいる事の多い鳥ですが、この日はかなりテトラポットの近くで行動していました。 夏羽のカンムリカイツブリ クロガモの群れ 左から3羽目がメス、他は全てオス 概ねこのぐらいが1グループ 続いて、外川漁港。千騎ケ岩付近の港内ではまたまたクロガモの群れが。2群いましたがどちらも睡眠中。2羽のアカエリカイツブリがやや離れて浮いていましたが、1羽が大きな魚をゲット! もう1羽が近づき慌てて移動していました。 漁協横の堤防では岩若干居残りしているカモメたちを観察していると、近くをアカエリカイツブリが通って行きます。かなり夏羽になっていてきれいです。 続いて銚子漁港でカモメたちを探すことに。(今年も来ていたヒメカモメに会えればと淡い期待・・・発見できず。)銚子漁協前(銚子外港)でなにげなく港内を見ていると・・・スナメリが! 数頭いるでしょうか?時折背中が見えます。 付近の堤防では多くのウミネコたちの中に1羽のミツユビカモメを発見!しばらくするとウミネコの若鳥が前に立ちはだかり見えなくなってしまいました。 港内の岸壁近くではヒメウの姿も。 外川漁港西側の銚子マリーナにもどり、いよいよドルフィンウォッチング船に乗船します。受付をすませ「フリーッパー号」に乗り込みます。天気は曇り、やや海上はうねりがある・・・案の定出航後しばらくして船酔い者続出。イルカは出港後しばらくしてスナメリ(1頭?)を横目に沖へと進めますが、結局目的だったカマイルカには出会えず帰港。 鳥は・・・というと。激しい揺れで撮影はかなり厳しい! 出航から帰港迄ずっと観察できたのはオオミズナギドリです。時には近くを飛んでくれました。 時折波間に浮いている鳥が観察できます。ヒメウの他に数種。良く分からないので取り合えず写真を撮ります。(まあ撮れない事!激しい揺れでフレームアウト