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2024年2月27日 神奈川県横浜市(舞岡公園)

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 1泊2日の箱根温泉旅行の帰路は、横浜市の舞岡公園に寄ってみる事にしました。ここはヤマシギが見れるとの情報があり以前から一度訪問したいと思っていましたが、距離もあり、もしヤマシギに会えなかったら1日無駄にしてしまいそうで躊躇していた場所です。快晴でしたが、運悪く強風注意報が出される天気となってしまいました。こういう日は鳥たちもおいそれと出てきません。 バーダーさんも少なめでしたが(平日だからか)、お声をお掛けしたバーダーさん情報では「今日は鳥は少ない、ウソは見れるかも、他はアオジくらい。ヤマシギはここ最近は出てこないので移動したのかも知れない。」との事。とりあえずヤマシギポイントをお伺いし、行ってみる事にしました。 このような場所を策越しに覗く感じです。 何もいない・・・ バーダーさんが2名何かを見ているのか探しているのか・・・ とりあえず、目的はここしかないのでしばらく観察してみる事にしました。(風が冷たい) しばらくすると左手の土手の大木後ろから何か出てきました。 コジュケイが3羽です。この鳥も警戒心が強いので近くで見る事はめったにありませんし、草藪の中から明るいところに出てくることもあまりありません。 少し距離がありましたが、明るいところに出てきてくれることもあり、寒さもどこへやら。 外来種ですがすっかり日本の自然に溶け込んでいる感じです。 コジュケイたちはずっと食事を続けていますが、双眼鏡で周囲を良く観察してみる事にしました。かなり頑張って探していると、奥の茂みの中でなにやら動いています。 コジュケイなのか・・・ しばらく観察していると少しずつ前の方に出てきてくれました。 ヤマシギです。出会えました! かなり遠いけど。一度双眼鏡から目を離すと見つけられない距離です。 近づいてくることなく、しばらくすると茂みの中に入っていきました。 その後周辺を散策するも、鳥の気配はほとんどありませんので、帰路に就くことにしました。 出口付近で、鳥ではありませんが思いがけない動物と出会えました。 ニホンリスです。ニホンリスとの出会いは初めてではありませんが、数mの至近距離での出会いは初めてです。 近いようで遠い舞岡公園ですが、強風の中にもかかわらず満足できる訪問でした。 ヤマシギ

2024年2月26日 静岡県沼津市奥駿河湾 神奈川県箱根町 

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 1泊2日で箱根へ温泉旅行に出かけました・・・ とは言え「鳥見」をしない訳もなく、初日は沼津市の海岸巡りをしました。奥駿河湾の淡島周辺は冬季にウミスズメ類が観察できるとの資料があったからです。今年は暖冬で鳥達の移動も早まっているようで(資料が古いのかも知れませんが)ポイントに行けど、鳥の姿が非常に少なく、見れるのはカンムリカイツブリとウミネコばかりという状況でした。 長井崎の河内川河口付近でようやく目に留まったのが、ウミアイサのメス1羽。 近くの岩にはウミウが数羽・・・ そして見つけました!コクガンの幼鳥のようです。 距離はありましたが、その場から動くことなく、ゆっくり観察できました。 続いて西浦木負付近で数羽のウミウと2羽のヒメウを発見。ヒメウが近くで見れたのはラッキーでした。 その後はアカエリカイツブリらしき個体を見つけたものの写真を撮れずに見失い、戻りつつ再度コクガンを観察した後、コース最初の牛臥山公園へ。 ジョウビタキのオスが出迎えてくれました。冬季によく目にするジョウビタキですが今年はあまり出会う機会がなく、写真も撮っていなかったのですが、この個体は近くでしばらく観察させてくれました。 ウミスズメ類はあきらめ、箱根へ移動。チェックインまでの時間潰しに芦ノ湖周辺で探鳥です。前日の雪が残る中箱根ビジターセンター周辺を散策しました。 よく目にした鳥はスズメとアトリ アトリは10羽程の群れで行動しているようで、何度も観察できました。 イカルも10羽程の群れに出会いましたが、こちらはかなり警戒心が強いようで、かなり遠方から短時間の観察になりました。 シメは1羽をチラ見 アカゲラ・アオゲラも期待したのですが、全くその気配なし。コゲラはよく観察できました。 これ以外では、シジュウカラ・ヤマガラ・ツグミが雪のとけた部分で木の実を探している姿が目に付きました。 コクガン

2024年2月18日 千葉県木更津市

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 木更津市内でもヒレンジャク情報が入ってきました。今回「キレンジャクが混ざっている」とか、「イスカも同じところにいた」との事。午後からになりましたがちょっと覗いて見る事に。一日晴の天気予報でしたが、午後からは雲が多くなってきてしまいました。 現地はいたるところにヤドリギが見られ、どの場所なのか分かりませんでしたが、中学校のそばで30羽程が確認できました。 現地で出会ったおなじみのバーダーさんから、「裏の民家の雨樋に水飲みに集まるようだ」とのお話で早速移動。 イスカは確認できませんでしたが、1羽のキレンジャクを発見。中央下方の1羽がキレンジャクです。 レンジャクの当たり年とは言え、北日本に多いキレンジャクを関東地方で見るのは稀な事です。 しばらく観察していると、群れで飛び回ったりした後 雨樋に水飲みにやってきました! キレンジャクもきました。 その後、続々とヒレンジャクがやってきます。 キレンジャクがヤドリギにもどり ヒレンジャクの大饗宴(雨樋の水ですが・・・)が始まりました。 夕方4時頃から始まった水飲み騒動は、15分ほどで落着きましたが、見ていた私たちは大満足の中帰路につきました。

2024年2月17日 東京都葛飾区 水元公園

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 東京都葛飾区にある水元公園で、ベンケイヤマガラ(ヤマガラの体色が濃い変異種)と、運が良ければ、ミゾゴイが見れるとの情報で出かけてきました。 広大な自然公園ですが、出現しそうな推定エリアを絞って観察して見る事に。(そしてバーダーさんを探し情報収集!) 最初に見つけたのは、オオタカ。 後ほど収集した情報では「チョウセンオオタカ」が稀に見られるとの事でしたが、この個体はそれではなさそう。 オオタカは簡単に撮影を済ませ、バーダーさんが向かっている方に進みます。林の小道で数名のバーダーさんが集まっているのを発見! 目的はベンケイヤマガラでした。 最初に出てきたのは、キジバト。 そしてシジュウカラやヤマガラが次々にやってきては落ちた木の実を運んでいます。 こちらはヤマガラ しばらくすると、目的のベンケイヤマガラがやってきました。 木の実を拾っては近くの木陰で食べ、また地面に降りてを繰り返しています。十分撮影できたところで、近くのバーダーさんにミゾゴイ情報をお伺いしたところ、見られるポイントに案内して頂けました。しかし、発見できず。しばらくあたりを捜索?していると、一人のバーダーさんから「早朝この付近で見かけたが、今は見失ってしまった」とのお話が。なら茂みの中にいるかもと、じっくり探してみました。 しばらく探していると、発見しました! じっと動きません。長期戦覚悟で観察していると、時折ゆっくりと移動します。暗がりのなのでシャッター速度を落とす必要がありますが、低い位置からの撮影で三脚は使えません。しゃがみこんでの手持ち撮影です。 この後ミミズをげっとしていました しだいにバーダーさんの人数も増え10名以上になってきました。お話では、「土日しか出てこない」とか、中には「5回目にしてようやく出会えた!」方もいて、そう簡単に見れるものでは無いという事がわかってきました。到着後1時間ほどで出会えた私たちは超ラッキーだったようです。 ミゾゴイもかなり撮ったところで、今度はアカゲラらしき鳴き声が・・・ そっとその場を離れ、今度はアカゲラを探します。鳴き声をたよりに・・・見つけました!オスのようです。 後頭部に赤い部分があるのがオスです。そしてこちらはメス。(ちょっと暗いです) 散策中にアカゲラには数回遭遇出来ました。いままで出会う機会の少なかったこの鳥がこれほど見れるとは! ここでは人馴れ

2024年2月12日 千葉県君津市

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 地元君津市の山間部にある公園?にヒレンジャクが来ているとの情報を頂きました。情報を頂いたのは1週間以上前の事です。今年はレンジャク情報が多く、例年よりも1ヶ月ぐらい早い印象です。 午後からのんびりとダメもとで見に行きましたが、いました。レンジャクはヤドリギの実が大好物で、この場所は大木に多数のヤドリギが寄生しています。木はゴルフ場の中。ゴルフ場のフェンス越しに観察しますので、観察する向きは制限があります。(この時間はやや逆光気味。見に行くなら午前中が良いかな・・・) 少なくとも10羽ほどが確認できます。 都心でレンジャク情報があれば多くのバーダーさんが駆け付けますが、ここでは3連休中にも関わらず他のバーダーさんはいません。(午前中に撮り終わったかな・・・) 早咲きの桜にはメジロたちがやってきていて、もう春を感じさせてくれます。 そろそろ帰ろうか・・・ という時にオオアカハラが出てきました。2羽いるようです。 後から撮影した1羽はやけに頭部が黒い! 一見三宅島などに生息するアカコッコのように見えます。写真から識者にご意見を頂いたところ、オオアカハラに間違いないだろうとのことでした。 アカコッコは頭部の黒が登頂から胸にかけて広がるとの事です。 最近オオアカハラに出会う事も多くなりましたが、色々な個体差があるものです。 ヒレンジャク オオアカハラ