2024年9月29日 長野県松本市(岐阜県高山市) 乗鞍岳

AM6:00乗鞍高原観光センター初のバスで乗鞍畳平に向かいます。

今回の主目的はライチョウとホシガラス。(結果は惨敗)

乗車時間は1時間ほど。素晴らしい雲海や高山の景色を見ながら標高2,700mへと登っていきます。乗鞍畳平は長野県と岐阜県の県境にあり、正しくは岐阜県高山市になります。

大国岳から見た畳平

着いたらまず最初にバスターミナル内の「ライチョウ目撃情報」を確認。

2024年の目撃記録では上のMAPの右下に多そうです。


今回はバスターミナルからあまり登山をせずに探索できる上の地図の範囲を周ります。
右下付近は「大国岳」(こちらは長野県松本市)、右下付近の「魔王岳」、右上の「お花畑」になります。
どの場所もバスターミナルからは30分ほどの範囲になります。
最初は「魔王岳」から。登り口近く階段横、ハイマツ林の際で番のイワヒバリに遭遇。
「人を恐れず動きも比較的ゆっくり」とは言いますが、それなりに歩きまわります。


しばらくすると、ハイマツの中に入り姿を消してしまいました。
一面ハイマツか岩、石の展望ですが、ホシガラスの姿は見当たりません。ホシガラスは秋に「貯食」(冬のために餌を集めて隠しておく)を行うので、活発になるはずなのですが・・・
ハイマツをよく見てみると、実が全く見当たりません・・・ 居る訳がありません・・・
「魔王岳」は途中まで登りましたが、断念し、ライチョウ情報が最も多い「大国岳」へ向かうことに。鶴ヶ池右側の遊歩道を通ります。こちらもハイマツと遊歩道の境付近に数羽の小鳥が・・・ カヤクグリのようです。


ハイマツ林の際沿いをこちらに向かってきます。


目の前を通り過ぎて、こちらもハイマツ林の中に消えていきました。
「大国岳」は山頂まで登り、絶景を楽しみましたが、鳥の姿は皆無。気配もなし。

大国岳から岐阜県側を望む

少し探しましたがこちらも断念し下山。鶴ヶ池の車道を歩き「お花畑」方面へ移動。
バスターミナルの手前の階段を降りて「お花畑」へはいる途中で、なにやら望遠レンズを構える集団が・・・(東京の大学の野鳥サークルの方々でした) 階段横の草むらにイワヒバリが。草の種やクモを食べています。



なかなか全身が見れる状況にはなりません。徐々に撮りにくい場所へと移動してしまいましたので、後にします。


「お花畑」は木道が整備されています。 しばらくすると木道の下に入り込む小鳥の姿が・・・ 待ちましたが出てきません。
「お花畑」から、「不動岳」方面のハイマツ斜面で数羽の鳥が飛び回っています。かなり距離がありますが、ノビタキのようです。




岩の上に一瞬姿を見せてくれたカヤクグリ。


木道横でもカヤクグリ。


木道淵のマットの上を歩いていましたが、その後木道の下に入ってしまい、見失いました。(我々の歩く木道の真下ぐらいにいるはずなのですが、待てど現れず。木道の下を移動しているのでしょう。)
4時間ほどの滞在でしたが、霧も出てきましたので終了。AM11:05発のバスで下山しました。 結局ライチョウ・ホシガラスには会えませんでしたが、素晴らしい景色と初見のイワヒバリを近くで見れました。
またいつかリベンジ!

宿泊先の蓼科高原へ移動します。


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