2024年5月25日 北海道 ②札幌市 (真駒内公園・西岡公園)

 さて、北海道遠征の2日目は・・・ 何とかクマゲラに会いたい。情報があるのは真駒内公園か西岡公園ですが、少なくとも昨日の夕方に情報があった真駒内公園は外せない。

早朝スタート。ホテルを4:30発、真駒内公園での観察開始5:00前。

昨日情報のあった「太陽の広場」を回ります。

最初に出会えたのはエゾオオアカゲラ。


双眼鏡片手に散歩している方に情報収集。真駒内川横でオオルリを探しておられました。
「クマゲラは神出鬼没(ここでも西岡公園の情報と同じ)人が多い土日の日中はほとんど出ない。木の下の方に多い。餌を食べだすと人を気にしないので近くで見れる。」とのお話でした。
話をしていると何やら黒い鳥がさっと横切るのを確認。近くを探しましたが何もいない・・・
妻と二手に分かれて捜索することに。
しばらくすると妻から「いた」との電話が! 走って移動!

クマゲラは2羽。頭頂の赤色部分が大きいオスと小さいメス。まずはオスから撮影開始。曇天の早朝でそれなりに暗い中での撮影です。
近くに車が行きかうこんな場所で天然記念物の鳥が・・・ さすが北海道!




オスは10分ほどでどこかへ飛んでいきました。
メスはしばらく観察させてくれました。

すぐ後ろを人が歩いていますが、お構いなし。

このメスはなんと1時間近くも近くでその姿を見せてくれました。朝お会いした散歩の方も一緒に観察。「こんなにいてくれるのは珍しい」との事。夢中で撮り続け3000枚も撮影してしまいました。大満足。
一度ホテルに戻り、休憩。

真駒内公園は夕方再チャレンジすることとし、西岡公園に行くことにしました。

水源池で1ペアのマガモが水浴びしています。繁殖はしないのか?これからなのか?

林の中に進み、最初に見た鳥はクロツグミのペア。お忙しいようで、撮影できたのはこのカット1枚だけ。

何種類かの鳥の囀りが聞こえてきますが、種不明、姿は見つからず。情けない・・・
昨日見つけたエゾアカゲラの巣穴をしばらく観察するも気配なし。
近くでキビタキのメス(と思う)が出てきました。

シロハラゴジュウウカラも出てきてくれました。
北海道ではハシブトガラとシロハラゴジュウウカラは常連なのですが、今回はあまり出会えません。
オオアカゲラは度々姿を見せてくれました。
一度車に戻り、車内で昼食。少し晴れ間が出てきました。もしかして、ハリオアマツバメが見れるかもと、水源地へ行ってみました。
一人の女性のバーダーさんが、ハリオアマツバメを待っていました。少しお話を聞いていると、1羽のハリオアマツバメがやってきました。会話は中断撮影開始です。
「世界一速く水平飛行をする鳥」だけあって速い!撮れない!


1羽は数分いてくれました。他に2羽確認できましたが、遠く、すぐにいなくなり、撮影できた1羽もいなくなりました。このような鳥の場合「数打ちゃ当たる」ではないですが、失敗作を連発しますのでもっといてほしい。来るときは50羽ぐらい来るそうなので、待つことに。
結局来ませんでした。まあ見れただけでもラッキー・・・か。

その後、真駒内公園で明るい中でのクマゲラに挑戦しましたが。出会えたのはエゾオオアカゲラだけでした。



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