2025年9月8日 千葉県 九十九里町

 シギチ情報の入りだした、片貝海岸と稲敷の蓮田を見てきました。

6時前に出発。片貝海岸着7:30頃。漁港の横に駐車し、まず耳にしたのがホトトギスの鳴声。こんな時期に?と思いましたが間違う声でもなし・・・ 姿は見えず。イソヒヨドリも良く鳴いています。浜ではウミネコ集団がのんびりしていて3羽のミヤコドリが混ざっています。浜の上のゴミが集まっているところにはミユビシギが多数。こちらも目を開けている個体が少ないくらい。2羽のオバシギと数羽のトウネンが混ざっていました。




30分程見ていましたが、突然全体に落ち着きがなくなり・・・

この後、浜にいたほぼ全ての鳥たちが一斉に飛び立ちました。(撮れず)(1羽のアジサシを確認しましたが逆光+すぐに飛び去り、種不明・・・)

上空にハヤブサです。

しばらくすると鉄塔に止まりました。若鳥のようです。


こうなると、シギチ観察どころではありません。稲敷に向かいました。
稲敷の状況は芳しくありませんが他のページで


成果の乏しかった稲敷を昼頃に切り上げ再度片貝海岸へ。到着PM2時頃。

砂浜で目立ったのはウミネコたち。その中に1羽のアジサシ!
ハシブトアジサシです。この鳥に出会うのは2回目。2022年の9月、台風一過の片貝海岸でした。この時は冬羽でしたが、今回は夏羽(冬羽移行中?)です。





砂浜では4羽のシギが採食中。2羽のオバシギ+1羽のコオバシギ+1羽のオグロシギ。
9月6日の鳥の師匠情報で、コオバシギとオバシギに混ざって1羽のコシジロオオソリハシシギがいるとの情報でしたので、このオグロシギはこの個体とすっかり勘違いして夢中で撮影していました。後で違う種と判明。。。


オオバシギ 右端はコオバシギ

コオバシギ 右の2羽はオバシギ

オグロシギ 右はオバシギ

さてすっかり勘違いしたオグロシギですが・・・ この個体を見てみると、くちばしが反っている! 

オグロシギの特徴は「くちばしが真直ぐで反らない」なのですが、中には微妙に反る個体もいるそうで・・・
そして、羽の下が白い。


尾羽の先端が黒い。



という事で・・・「オグロシギ」でした。 オグロシギだってそう簡単に見れる種ではないんですが、ちょっと残念…

帰りがけに、雨水のたまった池に1羽の見慣れない鳥を発見。盛んに飛翔と着水を行い落ち着きません。




アカエリヒレアシシギ(冬羽)です。(写真下はトウネン) 初見初撮!
数羽のトウネンが近くにいますが、別行動・・・といった感じ。







アカエリヒレアシシギに夢中になっていると、横の砂地部分のカニを狙うハシブトアジサシが!


この先は早くて撮れず..


アカエリヒレアシシギは上陸して羽繕いをしていますが、十分撮らせてくれたので終了。

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