2025年7月6日 岐阜県高山市(乗鞍)
昨年9月に乗鞍岳のライチョウに初チャレンジしたときはライチョウには出会えずがっかり下山しました。今回は高山市のホテルが好時期に予約できたので、岐阜県側から再度チャレンジすることになりました。当初予定は7日(月)に予定していましたが、どうも天気が怪しい・・・ので6日(日)に変更。(この変更が良かった・・・)結果ライチョウに出会えました。(乗鞍のどこに行けばライチョウに会えるのか??? 事前調査はChatGPTなどのAIから鳥の師匠の知合い情報まで。)
6日は0:00発(5日の23:45頃かな?)ほおのき平駐車場着が4:30頃。仮眠をとって5:30頃から周辺を探索。最初に出会えたのは・・・
駐車場淵に植えられた桜の実を食べていました。
ほおのき平から乗鞍畳平まではシャトルバスに乗ります。通常運行では、チケット販売は7:30~ 始発は7:55発なのですが、当日は大勢の登山客でにぎわっており、チケット販売は6:30~。そして臨時バスは6:55発となり、これに乗車できました。
乗鞍畳平までは約45分。標高2,720m、気温9度、霧が多くやや風が強い・・・
最初に出会えたのはイワツバメたち。施設の軒下には多くの巣が見られました。
次に駐車場横でイワヒバリ。出会えたのはこの1回だけ。近くに来ましたがすぐに飛び立ってしまいました。子育て中?
その近くで今度は2羽のカヤクグリがやってきました。囀る姿は初見です。
事前調査から最初に見るのは大黒岳と決めていました。大黒岳山頂の標高は2,772m。
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大国岳中腹から乗鞍畳平を望む 手前の花はハクサンイチゲ |
山頂を過ぎて少し進むと3名のバーダーさんに遭遇。昨日付近でライチョウを見たとの心強いお言葉を頂き合流させて頂きました。
しかし問題が・・・ ライチョウポイント付近に4名の若者(中国人?)が陣取り、霧が抜けるとアホ踊りを始めました!お得意の動画撮影でしょう。これはまずい・・・ しばらく見ていましたが、たまりかねてジェスチャーで×を連発。しばらく無視されましたが、霧が抜けないためかあきらめて移動。
彼らが立ち去って5分もしないうちに、1羽のライチョウが飛んできました。始めは霧でようやく見えるかどうか・・・でしたが、次第に霧が抜け、ライチョウも山道をこちらに向かって歩いてきます。
なんとか撮影でき、ライチョウもハイマツの中に消えてしまいました。
バーダーさんたちは同じ場所で粘るようでしたが、少し上でホシガラスを見たとのお話がありましたので、移動。今度は1名のバーダーさんが何やら撮影中。 ライチョウです。しかも子連れ!
ライチョウ親子は山裾の山道横を移動しており、まだまだ撮影できるのですが、十分撮らせてもらったので、場所を移動することに。
大黒岳を降り、お花畑へ向かいました。高山植物が満開で素晴らしい景色が広がりますが、鳥の姿は見えません。カヤクグリらしき鳴声はあちこちで聞こえるのですが姿は見えず。めったに撮らない花の写真を撮りながら移動。
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お花畑入り口付近 手前にクロユリ後ろにハクサンイチゲの群落 |
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クロユリ |
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コイワカガミ |
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コマクサ |
大黒岳西側の使われていない駐車場の淵に座って1時間ほど休憩。途中鶴ヶ池横の残雪上にキセキレイ(遠いけど)。
一度ホシガラスの声がしましたが姿は見えず。カヤクグリも一瞬ハイマツの中から出てきまいたがすぐに戻ってしまい。遠くに1羽の鳥が・・・ なんだろう? ビンズイのようです。
欲が出てホシガラスとライチョウ♂を期待しましたが、あきらめて帰ることに。
鶴ヶ池の東側を回って畳平に戻る途中。再び撮影中のバーダーさんを発見。撮っているのはカヤクグリでした。便乗。
今回は天候で日曜日に変更したことで、1時間早く登頂でき、+運よく熟練バーダーさんに出会えたのがラッキーでした。定刻着では少なくともイワヒバリには会えなかった・・・
12:55発のシャトルバスに乗ってほおのき平へ。
高山市のホテルには15:00頃着。早めの夕食+風呂に入って爆睡。
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