2025年3月4日 栃木県日光市・栃木県栃木市、埼玉県加須市(渡良瀬遊水地)

 宿泊先の日光の宿からの探鳥です。天気は前日予報の「晴れのち雪」から「曇りのち雪」に変わってしまい、前日に続き残念な空模様(前日よりはかなりましだけど・・・)

朝食は8時からと遅めに設定して、朝から宿前の大谷川を散策。気温ー3℃。


対岸でミソサザイの囀りが聞こえますが、姿は見つけられず、しばらく歩くとカワガラスの姿が。暗くてうまく撮れない・・・



カワガラスも2羽でバトルが頻繁にみられます・・・が、暗くて速いので・・・2羽写っていたのはこのカットだけ。

そうこうしているうちにミソサザイを発見!対岸の小さな鳥に悪戦苦闘。

これ以外に観察できたのはホオジロとジョウビタキ。対岸の林で鳥の鳴き声は聞こえるも種は分からず、姿も見えず。

時間が迫り鳥見スタイルで朝食、朝食後も部屋に戻らず、大谷川に。

すぐに目についたのが3羽のカワアイサ(♂2 ♀1)。上流からどんどん流されて来ます。



♂同士の掛け合いを期待しましたが、見る見るうちに川下へと流れていき視界から消えました。

宿に戻りチェックアウト後、東照宮裏手の山林を車で移動しながら観察してみましたが、急な寒さのせいか鳥影無し。 前日行きそびれた渡良瀬遊水地に行ってみることに。

車で約1時間の距離です。ここは埼玉県・栃木県・群馬県の県境で少し南東は茨城県になります。今回見たかったのは、トラフズク・コミミズク・ハイイロチュウヒ。

まずは、埼玉県加須市になるグランド横のトラフズクのポイント。平日の曇天のせいか人の気配なし。ポイントの木々を丹念に探し・・・ いました。初めに見つけた1羽は生い茂る木の中ほどで、後ろ姿の一部しか見れず。顔が見えそうな場所を探すも断念。

その後もう1羽を発見!

しつこい撮影はやめ、他をみてみることに。

栃木市側のヨシ原を見ると・・・一面野焼きの後であたりは真っ黒です。これはコミミズクやチュウヒは期待できません。(後で調べたところ野焼きは3日前の3月1日に行われたようです。渡良瀬遊水地の野焼きは有名で、見学ツアーがあるようです。)

焼け焦げたヨシ原を進み「ヨシガモ池」に進むと数人のバーダーさんが。

撮っていたのはヒクイナ。


しかし、ここにいる皆さんの目的はウズラだったようです。今日は出てきていない・・・そうなので場所を変えます。この付近で見れたのは、チョウゲンボウ・アオジ・オオジュリン・ミコアイサ(♀? 幼鳥?)・カイツブリ・ヨシガモなど。





そして、またまたバーダーさんが撮っていたのは・・・ メジロガモです。ホシハジロの♀2羽と行動しているようです。久しぶりの出会いです。


広大な渡良瀬遊水地で鳥を探すにはかなり時間を要します。今回は日光宿泊の立寄りということで、終了。
帰りがけに、イノシシや新しくできた営巣塔にやってくるというコウノトリを見て帰路につきました。
後からの情報で、2月末から1羽のカナダヅルがいたようです。「何待ち?」のようなバーダーさん?が車で待機していたのはこれだったのかな? 今回出会ったバーダーさんはこの事は教えてくれなかったな・・・ まあ知ってしまったら帰りは深夜になっただろうな。

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