2024年8月19日 千葉県香取市・茨城県稲敷市・千葉県印西市(北印旛沼)
クロハラアジサシとハジロクロハラアジサシが利根川周辺で観察されているとの情報を頂きました。台風接近もありすぐには行けずにいましたが、早くしないと渡りがはじまってしまうとの思いで強行しました。
集めた情報では、香取市(与田浦周辺)・稲敷市(浮島?)・北印旛沼(北側)がありましたので、この順番で探してみました。
香取市の与田浦周辺AM6:30頃到着 行ってすぐにあきらめモードです。サギ類は多くみられましたがアジサシの姿は見られません。 ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)とアマサギのみが収穫です。
一通り探鳥し、すぐに稲敷市に移動。移動時間は約30分です。 ここでは、オオハシシギがいるとの情報もありますし蓮田周りを探してみました。が・・・アジサシもシギ類も見当たりません。
妙岐ノ鼻では、オオセッカが盛んに鳴いていますが、姿は一瞬のみで、撮影不可。
続いて浮島の蓮田周辺を探します。ハスの収穫が終わった蓮田を探しますが多くの蓮田が収穫前で、ポイントは少ない状況。 一番奥の収穫後の蓮田で、エリマキシギ4羽とクサシギ1羽を発見。
甘田干拓ではコジュリンの姿が。生息域が限られますので、貴重な観察場所です。8月下旬でもコジュリンとオオセッカの繁殖行動は続いているようです。
コジュリン(夏羽) |
コジュリン(冬羽に移行中) |
再度浮島周辺を探すも、断念。無人販売の100円レンコンが購入出来てラッキーでした。
アジサシ類は稲敷でも見られそうにないので、北印旛沼へ移動。車で1時間弱の距離です。
ポイントと思われる北印旛沼の北側で数名のバーダーさんに遭遇。クロハラアジサシ狙いのようです。話を伺うと「距離は遠く30分に1回通り過ぎる程度」との事。
クロハラアジサシ |
クロハラアジサシ |
ハジロクロハラアジサシ |
しばらく粘りましたが、状況から、どこかで休憩している場所があるのではないかと考え、北印旛沼を時計回りに一周してみました。しかしアジサシ類の姿は見つかれません。ほぼ一周し「ペリカンのいる波止場?」付近で双眼鏡で探してみると、どうやらアジサシ達は北側の面(最初の観察地よりも西側で飛翔しているようです。付近へ移動して観察してみると、湖上の竹竿や水面上の漁網を休憩場所にしている姿が見えました。コアジサシ・アジサシ?・クロハラアジサシ・ハジロクロハラアジサシの20羽ほどの混群のようです。
アジサシ類の同定は簡単・・・と思っていたのですが、幼鳥や換羽中でかなり難しい。
ハジロクロハラアジサシは1羽程度で他のアジサシに混ざることが多いようなのですが、ここでは数羽が観察できます。
ハジロクロハラアジサシ(中央) コアジサシ?(下) |
ハジロクロハラアジサシ |
ハジロクロハラアジサシ |
ハジロクロハラアジサシ |
ハジロクロハラアジサシ |
クロハラアジサシ |
クロハラアジサシ |
コアジサシ |
これは一大事です。すぐに稲敷に戻り探鳥を開始しましたが、見つけることはできませんでした。
稲敷はこれから秋の渡り、また冬場も残るシギ類が期待できます・・・
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