2024年5月18日 千葉県 船橋市(船橋三番瀬)・習志野市(谷津干潟)・千葉市・四街道市

三番瀬にクロトウゾクカモメがいたとの情報で翌日出かけてみました。
到着後、少ないながら観察できた、ダイゼン、オオソリハシシギなどをスルーして、前日観察出来という場所に直行。案の定クロトウゾクカモメはおろかカモメ類も見当たりません。浜の中央付近に戻ってみましたが、今度はキアシシギが数羽見られる程度で、ほとんど鳥がいない・・・ 前日は観察記録のあるコアジサシも1羽もいない・・・

おそらく、前日の5月17日は南寄りの風がやや強い状態でしたから鳥たちも避難していたのでしょう。

ここはあきらめ、谷津干潟に移動。

こちらも、ほとんど鳥がいない。遠くにカワウとダイサギが見られる程度です。淡水池にはカイツブリの親子が見られました。親が雛鳥に餌を与えています。カイツブリは親が背中に雛鳥を乗せて守る姿が有名ですが、この雛はもう大きくなっていて、背中には乗れなそうです。


さて、続いてどうしよう・・・ということで、千葉市美浜区検見川浜のコアジサシの繁殖地へ。

こちらも駐車場に車を入れるなり、嫌な予感。コアジサシの声が聞こえない・・・ 案の定ロープ規制されたコアジサシの繁殖場には1羽の鳥もいません。どうやら今年はまだ来ていないとの事でがっかり。九十九里海岸ではもう繁殖が始まっていますから、今年は来ないのか?遅れているのか?

近くのヨットハーバーの網柵の中で、コチドリが抱卵しているようですが、金網に近すぎて写真は断念。近くの石の上でヒバリが囀っているのを撮影して終了。


続いて、同じ美浜区の公園のツミを見に行くことに。

ツミはハトぐらいの小型のタカで、木々の中に止まっていると案外見つけるのは大変です。最初に頼りになるのはやり鳴声です。

到着後しばらく耳を澄ましていると・・・ 聞こえました。公園内を移動しているようです。

鳴声の主はオスのツミのようです。獲物の鳥をそれこそ「鷲掴み」にしています。

※この獲物は後程調べて頂いたところ、シジュウカラの雛との事でした。その後すぐに獲物はメスに渡したようで、止まった時にはもう獲物は持っていません。

メスのほうはもらった獲物を採食中でした。

途中落としてしまい。

再び樹上で食べ続けています。

しばらくすると、枝をかじるような行動が。巣作り中でしょうか? 折って運んだりはしていませんでした。



今回ツミの成鳥をゆっくり観察できました。これから産卵、育雛と進んでくれることを期待します。

今回、もう一ヶ所ツミの繁殖が知られている四街道市の公園にも行ってみました。3・4名のおじさんバーダーがまったりしています。「ツミ? 今日は来ないんじゃない?」とそっけない。じゃああなた方は何を待ってるの・・・ということで、しばらく公園内を散策。しばらくすると例の鳴声が! いました。オスのツミです。


時折羽を広げるなどするものの、何をするでもなく、しばらくすると無言で飛び去って行きました。メスは見られませんでしたので、この公園で営巣するのかは疑問ですが、少なくともオスが住み着いているようなので、近くにメスがいるのかもしれません。

ツミ

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