2024年10月30日 千葉県九十九里町
午後から天候が回復したので、片貝海岸を見てきました。荒天後の変わり者を期待しましたが、それはありませんでした。 現地着が14時頃。 草むらから時折ヒバリが飛び立ちます。 砂浜にはウミネコの群れ。その中にユリカモメ数羽とセグロカモメ1羽が含まれます。変わり者がいないか1羽ずつチェックしましたが見当たりません。時折海から戻ってくるカモメ類がいましたので、しばらく様子を見てみることにしました。 ユリカモメは今期初見です。幼鳥が1羽。 しばらくすると、10羽ほどのシギの到来が飛んできて、ウミネコたちの前方波打ち際に着地。 ミユビシギとハマシギです。 その後、大きな群れもやってきてこちらも前に降りてきました。 波打ち際で波に合わせて移動します。 1羽だけちょっと離れた場所で餌を探しているのはトウネン。 他の場所で採食し、ここをねぐらにするようです。 薄暗くなってきたので、帰路に就く途中、水溜まり部分で水浴びする数羽のウミネコとユリカモメがいたので少し観察させてもらいました。 未練がましく最後にもう一度ウミネコの集団をチェック。 先ほどまでいなかったやや大きなシギを2羽発見! コオバシギです! ミユビシギやハマシギの集まりとは付かず離れずでのんびりしていました。 コオバシギは春秋の渡りの時期に日本各所で見られますが、個体数は少ないので見れる機会の少ない鳥です。数年前の春に谷津干潟で出会った時の夏羽の美しさには驚きました。春にこの浜で夏羽の個体に会いたいものです。 ウミネコ ユリカモメ ミユビシギ ハマシギ コオバシギ